戸籍を調査したところ新たな相続人が見つかり相続登記を解決した事例
状況
① 父Aが2週間前に亡くなった。建物のみAと母の共有名義で、土地は借地だった。
② 預貯金はほとんどなく債務が400万円程。
③ 相続人は聞き取りした当初は妻Bと子Cのみだった。
④ 債務の方が多いので相続放棄も考え中。
司法書士の提案&お手伝い
①戸籍を出生から死亡まで収集したところ、Aには実子Dがもう一人いる事が判明した。さらに住所を調べて、Dへ意思確認通知を行い、相続放棄を行う事となった。
②Dによる相続放棄が無事完了した時点で、BとCにて遺産分割協議書を作成して、きちんと不動産・預貯金・負債・借地権の件を明記の上、不動産登記を行った。
結果
① 戸籍調査を行っているうえで、実子がもう一人いるという新たな事実が判明したが、慌てることなくさらに調査を進め、皆の意見を尊重しながら相続手続きを進めることができ、相続人間でトラブルや揉め事もなくスムーズに進められて満足して頂けた。
② 土地の借地権や負債があったが、きちんと手順を踏んで遺産分割協議を行い、お客様への負担を最小限に抑えて相続登記することができた。
この記事を担当した司法書士
司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。