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状況

①　Ａが亡くなり、その相続人としてＡの子であるＢ、Ｃ、Ｄがいる。

②　Ｂ、Ｃ、Ｄ間の関係は良好であった。

③　Ａの相続財産は、不動産（土地１筆）と預貯金（５口座）であった。

④　相続財産の分割方針は、不動産をＣが取得することだけ確定していた。

⑤　Ｃは、戸籍をご自身で一通り揃えており、法定相続情報証明の原案の作成までできている状況であった。

司法書士の提案＆お手伝い

①　相続人Ｃがご来所になり、上記の状況を前提としてご相談させていただいた。相続人同士の関係も良好であることを確認し、財産調査が済んでから詳細を詰めていただく方向でご提案し、遺産整理（遺産承継）業務をご依頼いただいた。

②　調査結果をご報告したところ、分割方針として、Ｃが不動産を取得し、預貯金をＢ、Ｃ、Ｄで分けることで合意できた旨のご連絡をいただいた。

③　相続人全員に対して、司法書士の職責として本人確認及び分割内容の確認を行い、合意されていることをしっかり確認させていただいた。

結果

①　法定相続情報証明の申出を実施し、分割協議による方針のもと、相続登記の申請及び預貯金解約金の各相続人への送金をさせていただいた。

司法書士からのポイント

　相続は、通常はめったに起こるものではないが、多種多様な手続きを行う必要があるため、多忙な生活を送っておられる相続人の方々が漏れなく対応するには時間・手間が多く負担が大きいものです。遺産整理（遺産承継）業務は、法律の観点でのアドバイスを適宜ご提供させていただいたうえで、煩雑な手続きを我々が代わりに行うことで、相続人の方には安心していただきつつ、楽に相続の結果を受けていただけるサービスとなります。

この記事を担当した司法書士

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