孫や息子の妻など、相続人以外の家族に財産を遺したい場合の遺言書作成の事例
状況
①相談者は息子と不仲で、10年以上会話をしていなかった。
②留学を控えている孫にも財産を遺したいと考えていた。
③普段世話をしてくれる、息子の妻にも財産を遺したいと考えていた。
④自身の亡きあと、家族には円満でいてほしいと考えていた。
司法書士の提案&お手伝い
①相続人以外の方へ財産を遺したいのであれば遺言書を作成することをおすすめした。
②遺言執行者として弊所代表をご指定いただければ、相続手続きで、残されたご家族に苦労を掛けずに済むことをお伝えした。
結果
①息子の遺留分を侵害しないように、配慮しつつ、孫や、息子の妻にも不動産や預貯金を分配できるよう、最適な比率を計算し、遺言書にまとめることができた。
②遺言執行者として、弊所代表が指定された。
③付言事項に、相談者の思いや、遺産の配分の理由を細かく記すことで、争いが発生しないよう対策することができた。
④相談者のご希望で、付言事項に、相談者夫婦の「結婚から今に至るまでの歴史」を記載した。普段伝える機会の少ない家族の歴史や、財産形成の経緯について説明する良い機会になった。
司法書士のポイント
法定相続分ではない分配をしたい場合、相続人の皆が納得するとは限りません。配分によっては、ご家族間で、遺留分侵害額請求などの法律トラブルに発展しかねません。
当事務所では、遺留分対策はもちろん、ご家族の関係性や相談者様の思いをヒアリングしたうえで最適な配分をご提案します。また、割合だけではなく、遺言書の内容でも、争いが発生するリスクを格段に下げることができます。
相続人以外の方に財産を遺してあげたいとお考えの方は、ぜひ当事務所の無料相談にお問い合わせください。
この記事を担当した司法書士
司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
-
相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
-
司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。