スピード感ある相続登記を実現!検認済みの遺言書を使って行った相続登記の解決事例
今回は遺言書を利用して、相続登記をスピーディに解決した事例を解説します。
遺言書のついての詳細や作成しておくメリットなどは下記よりご確認下さい。
遺言書について詳しくはこちらから>>>
状況
① 夫Aが亡くなった。
② 法定相続人は妻Bと子C、Dである。
③ Aは生前、自筆遺言を作成していた。
④ 遺言執行者はBであり、裁判所に遺言書の検認手続を行った。
⑤ 遺言は不動産はすべてBに相続させるという内容だった。
⑥ 預貯金の手続はBで行ったが、不動産登記は手続きが難しく、当事務所に相談に来た。
司法書士の提案&お手伝い
遺言書に基づいた相続登記申請手続きを行った。
結果
① Aが遺言書を作成していたため、遺産分割協議が不要であった。
② Bによって、相続登記に必要な書類収集は行われていたため、当事務所は登記の申請書の作成と申請をお手伝いした。
時間がかかる書類収集をB自身で行ったことで、受任から約1か月で相続登記手続きを完了させることができた。
司法書士のポイント
自分の死後、相続人間で紛争が起こることは珍しくありません。
紛争を回避するため、生前に自分の意思を明示しておくことは非常に効果的です。
紛争を防止するのみならず、相続人の手間を縮減するといった効能も遺言書にはあります。
公正証書による遺言書を作成した場合は、裁判所での検認の手続き等も不要なので、相続の手続きにかかる時間も大幅に削減することができます。
遺言書を作成することのメリットやデメリット、その他、生前にできる対策について少しでも興味がございましたら、当事務所にて「こうしたい」という思いをお話しください。
司法書士・行政書士が実現に向けてお手伝いいたします。
遺言の作成・相続手続きについてまずはお気軽にご相談ください
この記事を担当した司法書士
司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。