数次相続発生を解決:一人っ子の相続登記を迅速に完了した事例
状況
以下のようなご相談をいただきました。
• 被相続人:まず父親が亡くなり、その後母親が亡くなった(両名とも遺言書なし)。
• 相続人:被相続人の子どもであるご相談者様が唯一の相続人。
• 遺産内容:九州地方にある父名義の土地と関東地方にある母名義の土地
• 課題:
1. 数次相続が発生しており、相続関係が複雑化している。
2. 父母双方の相続登記をまとめて行う必要がある。
3. 必要書類の収集方法や法務局への手続きがわからない。
司法書士の提案&お手伝い
ご相談者様の状況に合わせて以下の手続きをご提案しました。
1. 相続人調査と相続関係説明図の作成
父親と母親の両方の相続手続きを正確に進めるため、戸籍謄本や住民票などを取得。
数次相続の流れを明確にする相続関係説明図を作成し、法務局での申請書類作成に活用。
2. 数次相続に対応した登記申請
まず父親から亡き母親とご相談者への相続登記を申請。次に、母親からご相談者様への相続登記を行う手続き案を提案。
父親相続発生時の相続関係説明図と母親相続発生時の相続関係説明図のをご用意。
結果
• 法務局への登記申請後、約1か月半で相続登記が無事完了。
• 数次相続の複雑な手続きもスムーズに進み、不動産の名義をご相談者様に一本化。
司法書士のポイント
数次相続は、以下のような重要ポイントを押さえることで円滑に進められます:
• 正確な戸籍調査:数次相続では、被相続人全員の戸籍謄本・除籍謄本を適切に収集することが不可欠です。
• 相続関係説明図の作成:数次相続の流れを図式化することで、登記手続きがスムーズになります。
相続登記は、家族構成や遺産状況により複雑化する場合があります。当事務所では、必要書類の取得から手続きの進行管理まで、一貫してサポートいたしますので安心してお任せください。
ご両親の相続登記に関するご相談は、ぜひ当事務所の無料相談をご利用ください。
まずはお気軽にご相談ください
この記事を担当した司法書士
司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。