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状況

今回ご相談いただいたのは、以前お父様の相続手続きでご依頼いただいたお客様です。お母様がお亡くなりになり、相続手続きが必要となりました。主な財産は不動産・預貯金・証券で、相続人はお二人（姉弟）です。

• お母様のご逝去に伴い、遺産承継手続きが必要になった。
• 相続財産は「自宅不動産・預貯金・証券」。
• 遺言書はなく、遺産分割は法定相続分（2分の1ずつ）で進める。
• 相続税の申告は不要（基礎控除内）。
• 実家には思い出があるため、すぐに売却する予定はない。
• 以前、お父様の相続手続きでもご依頼いただいたリピートのお客様。

司法書士の提案＆お手伝い

前回の相続時と同様に、必要な手続きをワンストップでサポートすることをご提案しました。具体的には、以下の業務をお手伝いしました。

1. 相続関係の調査・戸籍収集
o 被相続人（お母様）の出生から死亡までの戸籍を取得。
o お父様の相続時に収集した戸籍のデータを活用し、手続きを効率化。
o 相続人（姉弟2人）の戸籍も取得し、法定相続人であることを確認。

2. 遺産分割協議書の作成
o 法定相続分（2分の1ずつ）で分割する内容で作成。
o 相続人全員が署名押印し、円満に手続き完了。

3. 不動産の相続登記（名義変更）
o 亡くなったお母様名義の自宅を、姉弟2人の共有名義に変更。
o 今後の管理方法についてもアドバイス。

4. 預貯金・証券の名義変更・解約手続き
o 各金融機関の必要書類を確認し、スムーズに手続き。
o 証券口座についても、名義変更の手続きを代行。

結果

• 不動産の相続登記（名義変更）が完了し、正式に姉弟2人の名義に変更。
• 預貯金・証券の名義変更・解約も問題なく終了。
• 各手続きに必要な戸籍収集も司法書士が代行したため、お客様の手間を大幅に軽減。

お客様からは、「前回（お父様の相続）と同じく、今回もスムーズに進めていただき助かりました」とのお言葉をいただきました。特に、以前の相続時の情報を活用できたことで、手続きがスピーディに進んだ点にご満足いただけたようです。

司法書士のポイント

相続手続きは一度経験していても、都度必要な書類や手続きが異なるため、専門家のサポートが重要です。今回のケースでは、前回のお父様の相続時に収集した情報を活用し、戸籍収集や手続きを効率的に進めることができました。
また、今後の財産管理についても、以下のような点を意識すると安心です。

・ 不動産の管理方針を明確にする（将来売却するか、維持するかを相談）
・ 預貯金や証券の名義変更を迅速に行う（放置すると手続きが煩雑になる）
・ 遺言書の作成を検討する（次世代へのスムーズな承継のため）
・ リピート依頼の強みを活かし、前回の相続情報を活用して迅速に手続きを進めることができた。

相続手続きは早めに進めることで、後々のトラブルを防ぐことができます。お困りの際は、お気軽にご相談ください

まずはお気軽にご相談ください

この記事を担当した司法書士

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