代償分割を活用した円満な相続手続き
状況
以下のようなご相談がありました。
• 被相続人は相談者の母親。
• 相続人は長男(相談者)と長女の2名。
• 弊所提携の税理士からの紹介案件であった。
• 相続財産は、母名義の不動産(土地)と、複数の金融機関に預けられた預貯金。
• 不動産は長男が取得し、預貯金は一旦長男がすべて相続した上で、代償金として長女に一定額を支払うという内容で、人間では合意済み。
• 遺産分割協議書の作成および相続登記の手続きを希望。
司法書士の提案&お手伝い
当事務所では、以下のような支援を行いました。
• 紹介いただいた税理士から戸籍謄本等書類を預り、その書類を使用してお手続を進めた。重複して書類を取得することなく、時間・費用の節約になった。
• 相続人間での合意内容をもとに、代償分割を前提とした遺産分割協議書を作成。
• 作成した遺産分割協議書に基づき、長男名義への相続登記申請を実施。
結果
遺産分割協議書に基づき、不動産は無事に長男名義で登記完了。
司法書士のポイント
今回の事例では、不動産を一人の相続人が取得し、他の相続人には代償金を支払う「代償分割」の方法がとられました。
この方式は、不動産を売却せずに相続人の間で財産分配のバランスをとることができ、実務上も多く用いられています。
ただし、遺産分割協議書の作成や、各相続財産の評価、金融機関対応には専門的な知識と注意が必要です。
当事務所では、戸籍の収集から不動産の相続登記、預貯金の名義変更まで、すべての手続きを一括してお手伝いしています。
代償分割のような少し複雑な相続方法についても、相続人間での合意内容を確実に形にするお手伝いが可能です。
相続手続きでお悩みの方は、ぜひ一度、当事務所の無料相談をご利用ください。
司法書士が丁寧に対応いたします。
まずはお気軽にご相談ください
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この記事を担当した司法書士

司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。