オランダ在住の相続人がいる場合の相続登記の事例
状況
以下のようなご相談をいただきました:
• 被相続人(故人)名義の不動産があり、相続登記が必要
• 不動産には過去の住宅ローンによる抵当権が設定されたまま
• 相続人は3人で、そのうち1人は現在オランダに在住
• 不動産名義の変更と抵当権抹消を済ませたい
司法書士の提案&お手伝い
当事務所では、以下のような流れで対応いたしました:
• 相続関係の調査と戸籍の収集を代行
• 相続人全員からの委任状を取得(海外在住の相続人については、在外公館でのサイン証明の方法をご案内)
• 相続登記の申請書類を作成し、法務局へ提出
• 抵当権の抹消については、金融機関からの解除書類が整っていたため、併せて登記を実施
• すべての手続きについて、オンライン登記申請により迅速に処理
結果
• 不動産の名義は3人の相続人名義に変更され、法的な相続手続きが完了
• 旧所有者名義のまま残っていた抵当権も抹消され、不動産の権利関係が明確に
• オランダ在住の相続人にもWEB面談でやりとりし、スピーディな対応を実現
司法書士のポイント
今回のように、相続人の一部がオランダなど海外に在住している場合でも、手続きは問題なく進めることが可能です。
オランダの大使館・領事館での署名認証など、国際的なやり取りが発生することはありますが、必要な手続きと方法を丁寧にご案内することで、日本国内の相続手続きを完了させることができます。
また、相続登記と同時に抵当権抹消も進めておくことで、将来的な売却時のトラブルを防ぐことができます。
当事務所では、複雑な相続関係や海外とのやり取りが関わる登記手続きにも対応しております。
相続や不動産の名義変更でお困りの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
初回相談は無料で承っております。
まずはお気軽にご相談ください
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この記事を担当した司法書士

司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。