ゆうちょの国債が含まれる複雑な相続財産の手続きと不動産の相続登記
状況
• 被相続人:母
• 相続人:父、長男、二男の3名
• 相続財産の内訳:
o 不動産(母名義):父が取得
o 預貯金:父、長男、二男で協議により分配
o ゆうちょの国債(二男が取得)
• 国債の名義変更手続が必要で、現金化は不可
• ゆうちょ銀行職員も手続方法を把握しておらず、複数回のやり取りが必要
• 平日にしか手続が進まないため、仕事をされている依頼者にとっては大きな負担
司法書士の提案&お手伝い
• 不動産の名義変更(相続登記)を父名義にて実施
• 相続人全員の意向を反映した遺産分割協議書を作成
• 預貯金の相続についても金融機関ごとに必要書類を整備し、支援
• 特にゆうちょの国債については、相続による名義変更手続きを代行
o ゆうちょ銀行との煩雑なやり取りを代行
o 提出書類の収集と作成をサポート
結果
• 不動産は速やかに父名義に変更(法務局での相続登記完了)
• 預貯金は協議に基づき、相続人3名で分配
• 国債については無事に二男の名義に変更
o 書類の不備や手続きの二度手間を司法書士が防止
o 相続人の負担を大きく軽減
司法書士のポイント
今回の事例では、相続財産の中にゆうちょの国債が含まれていたことが、手続上の大きな障壁となりました。
ゆうちょ銀行では国債の相続に関する名義変更しか認められておらず、現金化ができないことや、担当者が手続に不慣れであったことから、依頼者様がご自身で対応されるには非常に煩雑な状況でした。
また、相続財産が不動産・預貯金・国債と多岐にわたるため、遺産分割協議を適切に行い、それを文書化することが重要でした。
弊所では、各財産の分配内容に応じた協議書を作成し、すべての相続人の署名・押印を得た上で、関係各所への手続を一括して代行いたしました。
不動産の相続登記については、相続開始から長期間が経過すると不利益が生じることもありますので、早期の手続きが肝要です。
また、平日に時間の取れない方にとっては、金融機関とのやり取りは大きな負担となります。
そうした煩雑な手続も、司法書士にご依頼いただくことで負担を大きく軽減することが可能です。
相続財産に関するお悩みがございましたら、まずはお気軽に無料相談をご利用ください。
専門家として、状況に応じた最適なサポートをご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください
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この記事を担当した司法書士

司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。