【空き家不動産の売却についての税務シュミレーションを行った相続手続きの事例】
状況
①被相続人A(母)が亡くなり、子供BとCが相続人となった。
②相続財産として、埼玉県に空き家である不動産(土地・建物)、預貯金があった。相続人は、平等に財産を分ける意向があり、空き家を後日売却することも検討していた。
③相続税の申告が必要となる可能性があった。
司法書士の提案&お手伝い
①相続税の申告が必要になっても対応できるように必要な書類を収集しつつ預金の解約、不動産の登記手続きを進めた。
②①の結果、相続税の申告が必要となったため、相続人に報告し了承を得たうえで、税理士の手配を行い、連携して手続きを進めた。
③相続手続きを行う関係者が増えたので、相続手続きの窓口を当事務所にさせていただき、税理士とのやり取りも当事務所が代行する体制を取り、お客様の煩わしさを軽減することができた。
④空き家の不動産を売却する前提だったので、相続税申告を担当する税理士に、それを踏まえた税務シュミレーションを行って、遺産分割協議を行った。
結果
①相続人間で協議の方針がほぼ決まっていたが、不動産売却を前提とした税金のシュミレーションが必要だったので、税理士の確認も経た遺産分割協議書を作成することができた。この協議書に基づきA名義の不動産や預貯金をスムーズに各相続人へ相続することができた。
②コロナ禍による非常事態宣言の影響を受けて手続きを進めることが困難となったが、そのような状況でもお客様の手を煩わせることなく、できる事を一つ一つ着実に手続きを進め、お客様のご依頼を達成することができた。
この記事を担当した司法書士
司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。