被相続人と被相続人の母の相続が短期間に発生した解決事例
本解決事例では、短期間で被相続人と被相続人の母の相続が発生した場合の対応を解説いたします。
状況
①被相続人の母が半年前に他界。その後被相続人も他界。
②相続人は妻、長女次女2名の計3名。関係は良好。
③妻が法定相続情報を作成済。その後に長女が婚姻している。
④財産は被相続人の不動産、預貯金、企業年金の一時金や生命保険等。不動産以外の財産は相続人の方で手続きをしている。
⑤被相続人の母の相続手続きも未了の状態。
司法書士の提案&お手伝い
①戸籍を揃えて法定相続情報を取得済。申請後に長女が婚姻しているため、長女の婚姻後の戸籍のみ不足している。相続人の方から取得手配いただく。
②被相続人の不動産のみの手続きを希望。その他預貯金等の資産については遺産分割協議書に記載し、全て妻が取得するものとする。
③被相続人の母の相続財産として遠方に不動産があるようだが、今回は手続きをしないことになった。
④代表相続人の奥様に公式LINEに友達登録いただき、ご不明な点等はいつでも気軽にご質問いただけることも合わせ伝えた。
結果
①戸籍調査の無い案件なので、遺産分割協議書に記載する財産範囲のヒアリングののち、すぐに遺産分割協議書の作成と書類発送にすすんだ。
②押印書類の返着当日に登記申請書を作成、申請完了迄すすみ、非常に速いスピードで案件をすすめることが出来た。
司法書士のポイント
被相続人のご両親の相続登記が未了というケースもたまにございます。相続人の範囲が変わってしまうため、お客様のご事情をヒアリングし、相続登記を今回やっておいたほうがいいか等のご提案もしており、お客様それぞれのご事情に合わせてすすめさせていただきます。
相続発生後は相続人の方も年金手続き等でご多忙な日々を過ごされていることが多いため、出来る限りお客様のお手間が減るようにと大変スピーディーな完結ができた事例でした。
随時無料相談を行っておりますため、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。
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この記事を担当した司法書士
司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。