マンションの相続登記:戸籍修正を経て無事に完了した解決事例
状況
お父様が亡くなられ、相続手続きを進めることになりました。相続人は以下のとおりです。
・お母様
・お子様(姉妹)
相続財産はお父様が所有していた自宅マンションが中心で、不動産の相続登記が必要でした。今回の事例では妹様が不動産の取得者として決定されており、登記手続きが行われることになりました。
司法書士の提案&お手伝い
弊所では、まず相続登記に必要な戸籍収集を行いました。戸籍収集の過程で、お父様とお母様の婚姻日に誤りがあることが判明しました。この誤りが訂正されないままでは、登記手続きに影響を及ぼす可能性があったため、速やかに自治体に連絡し、戸籍の修正を依頼しました。
自治体にて誤りが修正され、正しい婚姻日が記載された戸籍謄本を無事に取得できたため、その後、相続登記の手続きに進みました。弊所では、不動産登記に必要な書類の作成や申請をスムーズに行い、登記申請が無事に受理されました。
結果
戸籍の誤りが修正されたことで、正しい情報に基づいて相続登記を進めることができました。妹様がマンションの所有者として登記され、相続手続きが無事に完了しました。お母様や姉妹の皆様も、無事に相続手続きが完了したことで、安心して今後の生活を進められることとなりました。
司法書士のポイント
今回の事例では、戸籍の誤りが発見され、速やかに修正を行う必要がありました。相続手続きにおいて戸籍は重要な書類であり、誤った情報が記載されている場合、登記申請が受理されないことや、手続き全体が遅延するリスクがあります。このような事態を避けるためにも、相続登記を行う際は、戸籍の正確性を必ず確認することが重要です。
また、マンションのような不動産の相続では、遺産分割協議が円滑に進むことも大切です。今回は、相続人の皆様がスムーズに協議を行い、妹様が不動産を取得するという形で無事に解決しました。このような協議の際には、専門家のアドバイスを受けることで、トラブルを未然に防ぎ、スムーズに相続手続きを進めることが可能です。
相続に関するご相談は無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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この記事を担当した司法書士
司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。