叔母の相続における預貯金相続手続きの解決事例
状況
叔母が亡くなられた後、相続手続きとして預貯金の解約手続きを依頼された事例です。主な状況は以下の通りです:
• 被相続人:叔母
• 相続人:甥と姪の2名
• 相続財産:預貯金(金融機関1行のみ)
• 被相続人は生前に終活を行い、不動産は売却済みで相続財産は預貯金のみだった
• 戸籍収集が必要なため、ご自身で手続きすることが難しいと感じた
叔母の相続の場合、必要となる戸籍が多いため、手続きをスムーズに進めるために当事務所にご依頼いただきました。
司法書士の提案&お手伝い
当事務所では、以下のようなお手伝いを行いました:
1. 必要な戸籍の収集
o 被相続人である叔母の出生から死亡までの戸籍をすべて収集
o 相続人である甥と姪の戸籍も取得し、相続関係を証明
o 生前に終活が行われていたことから戸籍の散在は少なかったものの、叔母の戸籍は古い記録も含まれており、取得に時間がかかりました。
2. 預貯金解約手続きのサポート
o 金融機関の所定の相続手続き書類を準備
o 相続人の署名・捺印の確認および書類作成のサポート
o 銀行窓口での手続きも代行して行いました。
3. 手続きの全体管理
o 戸籍収集から金融機関での解約手続きまで一貫して対応することで、相続人様の負担を軽減しました。
結果
約1ヶ月程度で相続手続きが完了し、金融機関から相続財産の預貯金を相続人の口座に分配することができました。
叔母が生前に終活を進めていたことで、不動産や他の金融機関の手続きは必要ありませんでしたが、戸籍収集や書類作成の煩雑さを当事務所で解消することができました。
司法書士のポイント
今回の事例では、生前に終活が行われていたことで財産が整理されており、相続財産が預貯金のみと比較的簡易な内容でした。しかし、叔母の相続ということもあり、被相続人の戸籍を出生時まで遡る必要があったため、手続きには専門的な知識が必要でした。
• 戸籍収集では明治時代の古い記録が必要になる場合もあり、取得に手間がかかることがある
• 金融機関の手続きにはそれぞれの書類が必要で、書類不備があると再提出が必要になる
• 生前の終活が行われている場合でも、相続手続きの負担を軽減するために専門家のサポートは有効
相続手続きでお困りの際は、ぜひ当事務所にご相談ください。経験豊富な司法書士が親身に対応し、スムーズな解決をお約束いたします。
無料相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!
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この記事を担当した司法書士
司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。