父所有の田舎の土地と自宅の相続登記を完了——共有名義の土地の整理も実施
状況
相談者(長男)から、亡くなった父名義の不動産の相続登記について相談がありました。相続関係と不動産の状況は以下のとおりです。
被相続人:父(昨年に他界)
相続人:母・長男(相談者)・次男の計3人
不動産の内容:
o 田舎の土地(二十数筆)(農地・山林・宅地などが混在)
o 父が住んでいた自宅(建物とその敷地)
o 一部の土地が、父と相談者(長男)の共有名義になっている
遺言書の有無:なし
相続人間の合意:
母が自宅を相続し、田舎の土地は長男が相続することで合意
相談者は
・土地の筆数が多く手続きが複雑そう
・一部の土地が共有名義になっており、どのように手続きすればよいか不安
といった悩みを抱えていました。
司法書士の提案&お手伝い
不動産の数が多く、一部が共有名義という複雑な状況でしたが、適切な手続きを進めるため、以下の対応を行いました。
- 相続関係の確認と戸籍収集
被相続人の出生から死亡までの戸籍を収集し、相続人が3人であることを確定。
- 遺産分割協議書の作成
相続人全員の話し合いにより、自宅不動産と土地はすべて長男が相続するという内容の遺産分割協議書を作成。
- 共有名義の土地の整理
相談者が単独所有者となり、今後の管理や売却がスムーズに行えるようになった。
- 相続登記の申請
自宅不動産と土地の名義変更は無事に終え、共有名義だった土地も長男単独名義へ変更した。
- 農地法の確認
田舎の土地の中には農地も含まれていたため、農地法の制約について確認もした。
結果
無事に相続登記が完了し、相談者へ新しい登記簿謄本をお渡ししました。
相談者は、「土地が多くて手続きが複雑かと思ったが、スムーズに終わって安心した。共有名義の整理もできてよかった」と安心されていました。
司法書士のポイント
①不動産が多くても、相続登記は一括で申請可能。筆数が多い場合でも、適切な整理をすれば手続きはスムーズに進められます。
②共有名義の土地は早めに整理するのが重要。今回のように、相続のタイミングで共有名義を解消しておくと、後の管理や売却が容易になります。
③農地を含む相続では、農地法の規制にも注意が必要。相続登記自体には制約はありませんが、別途届出が必要になることを覚えておきましょう。
相続登記を長期間放置すると、相続人がさらに増え、手続きが複雑になります。
早めの相続登記をおすすめします。相続手続きのご相談は初回無料です。「名義変更の手続きがよく分からない」「共有名義の整理に悩んでいる」など、お困りの際はぜひご相談ください。
まずはお気軽にご相談ください
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この記事を担当した司法書士

司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。