兄弟間の相続トラブルを防ぐ方法 | 溝の口とたまプラーザで相続の無料相談なら「きずな相続」へ
相続争い回避策
遺言書を作成する
相続対策の最も基本的な方法として、遺言書の作成があげられます。
兄弟には遺留分がありませんので、遺言書を作成することで自由に財産を残したい人を決めることが可能です。
また、兄弟相続は、相続人の人数が親子間の相続関係よりも多くなりがちなので、迅速な遺産分割をするためにも遺言書の作成が有効です。
疎遠な兄弟がいたり、自身に相続が発生する段階では相続人である兄弟自身が認知症などで遺産分割協議が難しい場合も想定されますので、兄弟相続の場合には必ず遺言書を準備しましょう
生命保険に加入する
遺留分対策として、生命保険に加入することも相続対策としてはよくとられている方法です。
財産を残されるものがあらかじめ、想定される遺留分額を生命保険金として受け取っておけば、遺留分を主張する者がいても、遺留分相当額を速やかに渡すことが可能になります。
また、生命保険の保険料を支払えば、相続財産の総額を減らす効果もあり、遺留分額をいくらか減額することも可能になります。
この兄弟に現金確実に残したいという場合には、相続発生時に預貯金がいくら残っているかもわからないので、遺言書よりも生命保険の方が活用しやすい面もあったりします。
この記事を担当した司法書士
司法書士法人・行政書士法人 エムコミュー
代表
小野 圭太
- 保有資格
司法書士 行政書士 民事信託士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託・不動産売買
- 経歴
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司法書士法人・行政書士法人エムコミューの代表を勤める。 平成25年12月に「司法書士法人・行政書士法人エムコミュー」を開業。相談者の立場に立って考える姿勢で、「ご家族の絆を一番に!」を事務所の理念 にしており、お客様の家族まで幸せを考えた提案をモットーにしている。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信頼も厚い。